資産保全コンサルティング

我々コンサルタントに対するニーズとしては、『税金を安くして欲しい』という事を望まれている方が多く、 更に最終的な目的自体をそこに設定してしまう方も非常に多くおられますが、 本当に皆様が実現されたい事は『税金を支払った後の手残りが多くなる事』ではないでしょうか? これは実際には大きな相違点が有り、例えば事業においては単純に経費を多く支払う事で利益が減少し、結果として税金は安くなりますが、 経費を支払った事による支出が増加する為に『税引き後の手残り』は減少してしまう事となってしまいますので、 本末転倒という結果になってしまいます。
コンサルティングはあくまでも手残りの増加を優先して考えることが肝心ですが、各税金は相互に密接な関係が有り、 『所得税は安くなったけど、実は相続税が高くなってしまう』等という事は容易に有り得ますので、その様な点については細心の注意が必要となります。
本当の意味で家の財産を保全して行く為には【ニーズに合った対策プランの実践】と、 納税や遺産分割金等に備えつつ資産を守って行く為に必要な【適切な収益獲得】の両側面から検討する事が重要となります。

キャッシュフロー対策コンサルティング

各種事業を営まれている方において、キャッシュフロー(資金繰り)は非常に重要な部分であり、 これは各種対策を行う上で一番最初に見直すべき部分となります。 キャッシュフロー悪化の代表的な原因としては『借入金』『減価償却』『税金』が挙げられますが、 これらを改善する事は【現在】を見ているだけでは根本的な解決にならず、 【将来の予測】を含めて分析を行う事で初めて改善のポイントを見つける事ができます。
その情報を元に、各金融機関と協議・打ち合わせの上で借入金の利率や返済期間の見直しを行ったり、 同族関係者間の金銭授受を見直したり、場合によっては法人を活用する事でダイナミックにキャッシュフローを改善出来る場合も少なくありません。 そして、こうやって新たに産みだされた余剰資金を元に各種対策を実行する事で、更に大きな資産を残す事が出来る様になります。 つまりは、キャッシュフローの改善こそが、多くの資産を残す為の第一歩となるのです。

資産活用コンサルティング

不動産オーナーが所有している不動産には、 賃貸をして収益を生んでいる土地、未利用で固定資産税等の負担のみが生じている土地、 農地の様に家を守るために利用されている土地等の様々な不動産があり、 皆様はそれぞれ様々な理由からそれらを保有されている事かと思います。
ただ、それらを会社に置き換えて考えてみれば、不動産はそれぞれ一つの『事業部門』であると言えます。 こうして各事業部門(不動産)を見てみると、黒字部門や赤字部門がそれぞれ有ると思いますが、 経営者である不動産オーナーの皆様は全ての部門を上手く運営して、全体の経営を考えていかなければなりません。 例えば、大きな黒字部門で赤字部門を補っているケースが多いかと思いますが、 万が一黒字部門の収益性が低下した場合に全体の経営バランスが崩れてしまう事となってしまいます。 そうならない為にも、経営には本気で取り組まなければなりません。
会社(不動産)の経営にとっては【収益】というものが一番重要となりますが、 これは各種対策を講じていく上でもとても 大切なポイントとなります。 とは言え、不動産を有効活用して収益を得る為には【借入金等のリスク】を伴う事となりますので、 これらが適切な活用プランで有るかどうかを見極める必要が有ります。 その為には、その活用プランだけではなく『既存資産や収益の将来予測等』も含め、信頼出来るパートナーと共に考えていく事が肝心かと思います。